ベビーカーの種類と選び方

乳幼児の育児

ベビーカー購入にあたり、気になる種類と選び方をまとめてみました!

赤ちゃんを外気にふれさせるためにお散歩する機会が増えます。赤ちゃんとのお散歩といえば、やっぱりベビーカーですよね。

ベビーカーには、実はA型・B型などの種類があります。メーカーも国内・国外とさまざまあり、どのベビーカーを選べば良いか、たくさんあり過ぎて悩みます。

そこで今回は、ベビーカーの種類(A型・B型)と選び方のポイントについてご紹介します。

ベビーカーどんなものがある?

ベビーカーは、国内のもの、海外のものふくめてかなりたくさんの種類があります。まずはどんなものがあるのかを知ってみて、自分の生活スタイルや体格、健康状態を鑑みて、そもそもベビーカーを買う必要があるのか、買うならどういうタイプが使いやすいかと検討するところから始めましょう。

A型とB型の違いは何?ベビーカーの種類について

ベビーカーは大きく分けて、A型とB型という2つの種類があります。A型・B型の規格は、日本の「SG基準」という安全基準に沿って定められています。

ここではA型・B型、そしてAB型の3つの種類についてご説明します。

A型ベビーカーとは

一般的にA型ベビーカーは、生後1カ月頃から使用可能なベビーカーのことを指します。産科の1カ月健診で健康上の問題がなければ、すぐに使い始めることができます。

首すわり前から使用できるよう、背もたれがフルフラットになることが特徴です。また、赤ちゃんと向き合った状態でベビーカーが押せる両対面式のものもあります。両対面式のベビーカーは、ハンドル操作で背面押しに切り替えて使用することも可能です。

生後間もない赤ちゃんの安全を守るよう作られているため、B型と比較するとサイズは大きめで、重量も重いものが多いです。ベビーカーが重いというとデメリットのように思われがちですが、重い分安定感があるというメリットもあります。

B型ベビーカーとは

B型ベビーカーは生後7カ月頃から使用可能なベビーカーのことを指します。座った状態で使用する前提で作られているため、赤ちゃんの腰がすわり、1人でお座りができるようにならないと使用することができません。

A型と違い、フルフラット機能や対面切り替え機能がないため、コンパクトで軽量な点が特徴です。また、A型と比べて値段が安いものが多いことも大きなメリットでしょう。

AB型ベビーカーはA型ベビーカーに分類

AB型ベビーカーとは、A型とB型の良いところを併せ持ったベビーカーの俗称です。2004年にSG基準の規格分類が変わり、かつてAB型と呼ばれていたベビーカーは現在ではA型に含まれるようになりまし

リクライニング角度が深く生後1ヵ月から使えるA型ベビーカーなのに、軽量・コンパクトというB型の特徴も持ち合わせている良いとこどりなベビーカーです。 両対面式のベビーカーのものが多く、ハンドル操作で背面押しに切り替えて使用することも可能です。

「AB兼用ベビーカー」や「軽量A型ベビーカー」として紹介されていることもあり、名称が多くてわかりづらいのですが、基本的には軽いA型ベビーカーと思っておけば大丈夫です。

バギーはB型ベビーカーに分類

B型ベビーカー以上に軽くコンパクトなところが特徴です。また、値段も安いのでセカンドベビーカーにおすすめです。

海外製バギーでは、B型ベビーカーのSG基準を下回る簡易的なつくりのものも多いようです。

安全性には少し不安があるので、歩き疲れた子どもの休憩用程度に考えておいた方がいいでしょう。

ベビーカーの選び方のポイント

では、ベビーカーはどのように選びましょうか。

【ポイント1】移動手段は車?電車やバス?

マイカーでの移動が多い場合はA型(AB型)がおすすめです。出先での使用だけに限られるため、より安定感のあるタイプを選ぶことが可能です。ベビーカーを車からの出し入れのしやすいもの、開閉のしやすいタイプ、折りたたみ時に自立するものだと車に積みやすくて安心です。また車のスペースも考慮して選びましょう。

電車やバスに乗る機会が多い場合は、軽量でなおかつ安定性の高いタイプがおすすめです。軽量化されたタイプのA型か、安定性の高いタイプのB型が良いでしょう。

なぜなら、駅やホームにエレベーターが設置されていない場合、赤ちゃんを抱っこしてベビーカーをたたみ、ベビーカーを担いで階段やエスカレーターで昇り降りするケースも出てきます。また、駅の自動改札の多くは幅が55~60センチのため、電車移動がメインの場合は幅が55センチ以下のものを選びましょう。

また、電車内でベビーカーを開いたまま乗っている際に急ブレーキがかかる場合もあるため安定性も重要です。

【ポイント2】抱っこはキツイ…腰痛があればベビーカーを要検討

ママが腰痛持ちや疲れやすい体質の場合は、生後1カ月から使用できるA型を購入することをおすすめします。

B型を購入する方のほとんどは、B型が使用可能となる7カ月頃までは抱っこ紐を使用して乗り切りますが、抱っこ紐を長時間使用すると肩や腰へ負担がかかります。ベビーカーがあっても抱っこを100%回避できるわけではありますんが、ベビーカーに乗ってくれているとその間だけでも体への負担が軽くなります。元々腰痛などの持病がある場合は無理をしない方が賢明です。

また、最初は赤ちゃんも軽いから抱っこ紐で大丈夫だと感じているかもしれませんが、赤ちゃんの発育状況は個人差が大きいです。出生体重が4kg間近の赤ちゃんもいますし、生後半年で10kg近くまで増える赤ちゃんもいます。また、出産前は元気でも腰痛が出たり、骨盤が不安定になることもあります。赤ちゃんを抱っこするのがつらく感じる場合は、無理をせずベビーカーを使用しましょう。

【ポイント3】予算との兼ね合い!レンタルという選択肢も

子育ては何かと出費がかさみます。ベビーカーは必須アイテムではないため、とりあえずはナシで乗り切りにB型にすることをおすすめのもアリです。お座りができるようになるまでは抱っこ紐やマイカーで移動し、B型を購入するのが良いでしょう。A型をレンタルし、その後B型を購入するという方法もあります。

ベビーカーにはお金をかけられる場合は、まずは多機能なA型を購入しましょう。使用していて不便だと感じるようであれば、腰がすわってからセカンドベビーカーとしてB型を購入すると良いでしょう。

ベビーレンタでは一週間からレンタル可能なので、使用感が気になる方は先にレンタルで試してみるのもおすすめです。

まとめ

ベビーカーの種類はたくさんあります。使い方や使用頻度などをイメージして、どういったものが使いやすいか考えてみるといいですね。店頭などで試してみるのもおすすめです。

実際に購入した際の重要視したポイントもまとめてみましたので、参考にしてくださいね↓↓

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