子どもと一緒に入るお風呂は楽しいけれど、ゆっくり一人で入れるようになるのはいつかなぁ、、と考えることありませんか?
子どもは何才くらいになると一人でもお風呂に入れるようになるのでしょうか。
子どもの自立につながることですが、もしも・・・を考えると特に安全面で不安なことも多い入浴なので、私はなかなか踏み出せないでいます。

お風呂に一人で入るのに必要なこと
お風呂の危険なことを理解している
自宅のお風呂がシステムバスなら、蛇口やシャワーから熱湯が出るなどの危険なことはほとんどないと思いますが、足を滑らたりする可能性はあります。
「滑りやすい」など危険を予測することは子どもにとって難しいことです。ただ、「走らずに歩く」とか「バスタブへの出入りはゆっくりする」「バスタブ内ではちゃんと座る」など、気を付けるポイントがわかっていることは大切ですね。
子ども同士で水を掛け合ったりしてはしゃいでることも多く、ヒヤリハットは結構あります。子ども自身も自分で体験してみて、危ないポイントやここまでは大丈夫ということを学んでいる最中なのかなととらえています。=子どもだけで入るにはまだ早いかな。

約束事が守れる
3歳頃からは段々と一人で服を脱いだり、着たりすることができるようになりますね。そこからもう一歩進んで、脱いだ服をバラバラにして洗濯かごにいれる。までも、4歳頃にはできるでしょう。そのころには、一人でタオルで体をふいて、下着とパジャマを着ることは普通に出来ます。頭は結構濡れたままのことが多いですけどね。
脱いだ服の扱い、座ってかけ湯をする、泡を落とす。シャワーの流しっぱなしにしない。最後の始末など、お風呂にかかわる約束事がちゃんとできるかは、なかなかハードルは高いですね。
洗濯物や最後の始末等は大人がフォローしてあげることは可能ですが、かけ湯をするとか、泡がついたままバスタブに入らないなど、入浴にかかわることが一人でできることも大切なポイントですね。一緒に入っているとついつい親が手を出してしまうので、自分でやれるように手を出さないことも大切ですね。とはいえ、実際に一人で入り始めてからも、キチンとやっているのかチェックはしたいですね。
体や頭が過不足なく洗える
3歳頃になると、顔や頭にお湯がかかったり、洗っていても泣かずに対処できるようになります。4歳~5歳の頃から頭や体を自分で洗うことに慣れていくといいですね。一人でやってみる!というのはハードルが高くても、泡あわにするのは楽しいので、自然と一緒にやっているご家庭も多いと思います。
髪の毛が長い女の子が頭を一人であらうのは難易度が高めです。耳の後ろなど汚れが残りやすいところなども洗えるように大人がみてあげて、練習するといいですね。といいつつ、大人の私でも耳の後ろはトリートメントが落としきれておらず肌が荒れていることが結構あります。ので、完璧にきれいにするのはなかなか難しいですね。
例えば、週に2日は一緒に入ってしっかり洗う。といった方法で、清潔を保つのも手です!

子ども自身に不安感がない
子ども自身が一人でお風呂に入ることに不安感がないことがとても大切!こどもが自発的に「一人で入ってみたい!」という気持ちが芽生えた時がはじめ時でしょう。夕方などに早い時間帯に挑戦してみるのもひとつですね
お風呂と浴室外の給湯器リモコン同士で、呼び出しや会話する便利機能などがあれば、使い方を伝えておき、何度か一緒に使ってみて使いこなせるようにしておくと便利ですね。
みんなはどうしてる?
お友達にも聞いてみたところ、5歳頃から一人で入っている子が出てきました。幼稚園や保育園でもお泊り保育などがあったりすることもあるし、ちょうど一人でやってみたい!という思いが芽生え始めるころですね。
8歳頃から一人で入る子が増えてきます。体の変化や性差などを意識し始める前の小学校低学年が、まずはひとりお風呂に挑戦してみるのもいいですね。小学校4年生の頃に、保健体育の授業で男女の体の仕組みなどを学ぶことがあるよう。これもひとつのきっかけになりそうですね。
我が子は小2、7歳の頃に一人で入ったみたいと言い出して、一人で頭を洗う練習を始めました。お風呂が大好きで延々と遊んでいるタイプなのですが、一人で入るには不安があるらしく、脱衣室にいて欲しいと懇願されパパが待機する羽目になりました(笑)

とはいえ、一回ひとりで入ったら満足したようで、それからは今まで通り親ときょうだいの総勢4人でにぎやかなお風呂タイムを毎日満喫しています。
他のママさんに聞いてみると、一人で入れるようになっても、やはり心配なようで、声が聞こえるように歌を歌ってもらったり、給湯器リモコンのお話機能をONにしてはいる、ちょくちょく見に行くなど、いろんな工夫をしながら安全を確認していました。
まとめ
親子でお風呂に入るのは、大切なコミュニケーションにもなりますね。今日あったことを話したり、いろんな実験をしたり、プールの練習をしてみたり、結構楽しい時間ですね。「〇〇歳になったら一人で入りなさい」と決めることではありません。「技術的に安全に一人で入れること」をまずは目指して、あとは子どものペースと精神面に合わせたいものですね。