小学生の時に阪神淡路大震災を経験。毎年のように日本のどこかで天災が起こっていて、もし今地震が起きたらどうしよう・・と思うことがある。完ミだった上の子の時は、この子はミルクがなくなったら死んでしまうかもと水とカセットコンロを常備し、年子で真ん中の子が生まれてからは、抱っこ紐とベビーカーで逃げれるかなっと心配し、車の中にも緊急用品を保管するように。すこしづつ防災対策を考え始め、出来ることを始めました。
幸い、避難が必要なほどの自然災害や断水や停電にはあっていませんが、子どもが病気になったり、大雨で買い物にいけない!!などのちょっとしたハプニングのときにも結構助かる備蓄(ローリングストック)はとてもオススメです。
コロナ1年目の日本でマスク枯渇期はなんとか買い置きのマスクで凌ぎ、トイレットペーパーも備蓄で耐えたというローリングストックが報われた出来事でした。
妄想癖。もとい、イメージトレーニング!!からの対策
イメージトレーニングといえば大層だけど、妄想癖の延長のようなもので、要はちょっと想像してみる・・・というだけ。
もし、子どもが学校に行っている時に地震が起きたら??どこで家族で落ち合う?どうやって迎えに行く?
もし、大雨で川が増水したら??どこに逃げる?
停電になったらどうやって過ごす??
そんなことを少し妄想する。そして、停電の時に子どもたちが怖がらないように懐中電灯などライトの確保は必須だよね。とか。避難するときは、子どもたちと自分が移動するだけで手いっぱいだよね。車にも少しお水とか積んでおこう。とか。車は絶対ないと困るからガソリンは三分の一を切ったら満タンに入れておこうとか。そういうレベルです。
9月1日など防災の記事などはちょくちょく見かけますが、自分に置き換えてみて考えてやってみることが大切だと思う。
そして、大切なことは子どもや家族と共有しておく。「避難場所は○学校だよ。」子どもたちは保育園や学校で毎月のように避難訓練をしているので、防災・減災よくわかっています。家族でたまにはそういう会話も必要ですね。
備蓄はズボラには無理なので、ローリングストック
一人暮らしを始めた時に備蓄のために買ったペットボトル、缶詰。その他諸々全部気が付けば古くなり処分する羽目になった。食べ物は当たり前、洗剤、ラップ、ビニル袋でさえ、お気に入りの商品しか使いたくない私、またその癖ズボラで整理や、毎月1日にこれをする!みたいな習慣化がとっても苦手な私には、備蓄をきちんと管理することは困難至極。
なんでもかんでも買い置きして家の中がものであふれてしまう・・・・私。一応、絞ってます。そして、一応ライフラインなく家の中だけでまずは1日24時間は過ごせるくらいの量を一つの目安にしています。食料品や生活用品などは1週間くらいはいけるかな。ローリング出来ないといけないので、そこは家庭の消費量とのバランスを各家庭で考えましょう。お気に入りは無くなったら買うというよりは一個余分に置いておくイメージです。
数年前に知った、ローリングストックという目からうろこの楽ちん備蓄方法。災害時だからこそ、普段と同じものを食べ、同じものを使うことで、非常時のストレスや不安を少しでも和らげて、乗り切ろうとする災害対策へのとりくみも共感できる。「普段使っているもの」「好きなもの」を災害時でも使えるように日常的に少し多めに買い置きしておくこと、そして、使ったら補充を繰りかえることで、賞味期限切れもなく自然と更新できるというズボラにもってこいの備蓄システムです。
水
災害時に必要な水の量は1日大人3リットルと言われています。しかもこれは飲食の分のみ。他にトイレや手洗いなどの生活用水も必要。我が家は家族5人なので、水だけで15リットル。大きなペットボトル8本分。こんなに置いておくスペースもないしローリングも不安。ということでちょっと考える。
まずは、今朝沸かした麦茶がある。これだけでも2リットルくらいはある。いつも飲んでいる牛乳やジュース、ビールも冷蔵庫に冷えている。これも飲料の3リットルには含められる。
ということで、超おおざっぱですが、2リットルの水は4本くらい。ペットボトル500ミリリットルのノンカフェインのお茶は4本くらい。病気対策でポカリは500ミリリットルを2本くらいは常備。
夏になれば飲む量も増えるので、自然と飲料の買い置きも増える。そして、冬でも最低限は買い置く。
食べ物
災害時対策の備蓄の観点からいくと、災害時はタンパク質とビタミンが摂取しにくくなる。保管や調理の問題で野菜や肉・魚は食べにくくなる。そして、やはり温かいものと「ちょっと気分の上がるもの」がこれも大切。不自由な生活の中で、気持ちを健康に保つこともとても大切です。
食べ物も基本的にはまずは冷蔵庫のものがある。ということで、冷蔵庫・冷凍庫を日々それなりに充実させておけば、それも立派な備蓄です。特に冷凍庫はぎっしりの方が冷凍効率がいいので、毎日ぎっしり入れておきましょう。
タンパク質とビタミンとは、お肉・お魚・たまごなどと、果物や野菜などですね。ツナやサバ缶、コーンやフルーツ缶などを常備しています。たまごは常に1パックは常備。常温保管できて、そのまま食べれるのが理想的。
そして、我が家はパスタが好きなので、レトルトパスタは必須アイテム!子どもたちの大好きなミートソースは必ず4食以上は常備。賞味期限が長いけど油断しないでそこは消費量との検討しつつ、好みも変わるから見極めが難しい。愛用は9分ゆでるパスタがですが、災害時の省エネ対策も考慮して早ゆでタイプも買っていて、普段はサラダで消費中。
子どもたちや親も含めて、やっぱりお菓子もあった方がいいかも。甘いものは疲れを癒してくれるし子どもたちの不安も少し和らぐかも。お菓子は少し多めに買い置きして戸棚のたかいところに置いてます。備蓄のつもりが子どもに食べつくされないように(笑)
生活用品
ティッシュペーパー、ラップ、ゴミ袋など生活必需品であるけど、水や電気が使えない場面でも役立つことがたくさん!!常に新品がひとつあるようにしています。おしりふき。これも非常時でもいろんな場面で活躍してくれるので、箱買いして常に多めに常備。カイロやマスク、生理用品、電池、卓上コンロ、ガスボンベも必須。
赤ちゃんに必須のアイテムはオムツとミルク。これは最低2週間分は常にストック。液体ミルクは外出時もすぐに飲めてかなり便利!お湯の心配が軽減されました!離乳食が始まったら、離乳食も常備したいですね。
車でもローリングストック
車の中に避難用品を少しストックしています。年子が赤ちゃんのころマンションに住んでおり、避難袋を持って逃げるのは無理だから、車でも最低限だけ入れておこうと思ったことがきっかけ。赤ちゃんグッズが中心なのは救援物資にない場合、本当に困るから。日常生活でも出先で使うものが中心なので、これを始めてお出かけの準備も楽になった。使ったら補充を忘れずに。(夏の車中はかなり高温になるため、ペットボトルと液体ミルクなどは注意が必要です。)
- オムツ 5枚くらい
- 赤ちゃんの着替え
- おしりふき
- ビニル袋(大小)→レジ袋はエコバックを忘れたときにも使えます(笑)
- タオル(粗品でもらったやつ)
- マスク(コロナ禍でなくても、通院の際に忘れて家を出ることが多いので意外と出番が多い)
- ペットボトル3本くらい(お茶とお水)
- 液体ミルク
ローリングストック対象ではないですが、もしもの時のために軍手とガムテープも乗せています。あとは、ガソリンは早めに給油しておくこと。
防災グッズ
懐中電灯、ヘッドライト、携帯ラジオ、スマホのソーラー充電機などがあると少し安心。
ランタンなどキャンプでも使えるものを徐々に揃えていきたいと思っています。カブトムシを捕まえに行くためにヘッドライトを買いました!こういうのもきっと役立つし、非常用で特別なものではなく、なるべく普段から使ってみることが大切だと思っています。