ズボラな私でも約10年使い続けている鉄フライパン。扱いやすくオススメな理由をまとめてみます。
フライパンって消耗品?
テフロン加工、フッ素やチタンなど様々焦げ付かないようにコーティングされたフライパンが販売されています。価格も安いものから高いものまで様々ですね。
コーティングのフライパンを使うにはコツがあります!
- 空焼き禁止
- 高温調理は禁止
- 重ね置きでの保管禁止
- おたまの使用禁止
- たわしはもってのほか
コーティングが剥がれないように気をつけて使う。これがマスト。
気を抜いて、コーティングに少しでも傷が入ったり、削れたりすると、途端にこびりつきが発生!!!
どんなに油を引いても、今までのようには使えません。そして、買い換えることになります。
無知な私は最短3ヶ月で買い換える羽目になりました。
フライパンは消耗品。
安いものも多いので、割り切って都度買い換えるのもアリだと思います。
フライパンの種類と特徴
コーティングフライパンには、主にアルミ製やステンレス製のフライパンと、コーティングなしの鉄製フライパンがあります。
アルミ鋼板製のフライパンは軽く、表面がテフロン樹脂などでコーディング加工され、焦げつきにくいのがメリット。油を引かずに使えるため重宝されています。アルミニウムは熱伝導率が高くスピーディーに加熱調理できますが、高温で表面の加工が剥がれやすくなり、買い替え時期が来てしまうのがデメリットです。アルミは軽くて使いまわしがよいですが、残念ながらIHには使用できません。
一方、ステンレス製のフライパンは、アルミニウム層をはさみ込んだ3層鋼タイプがほとんどです。保温性の高いステンレスと熱伝導率の高いアルミニウムの特性を活かした効率の良い加熱調理ができます。また、ステンレスは錆びにくいのが大きなメリットですが、価格が高いというデメリットがあります。
鉄フライパンは、熱伝導に優れ、高温にも強いという点では他に負けません。また、表面にテフロン加工をされていないので剥がれる心配もなく、耐久性に優れています。さらに、IHでも使えるものが多く便利なのですが、他の素材のフライパンに劣るのは錆びに弱いこと。
鉄フライパンだけは、作った料理からわずかながらも鉄分が補給できるという特典もあります。錆びは確かに大敵ですが、簡単なお手入れで予防が可能。お手入れの手間よりメリットの方が大きいことから、フライパンを鉄製に変える人も増えています。
鉄フライパンの魅力!!6点
使用や収納に配慮が少なくてもいいの圧倒的な魅力!
- 空焼きOK
- 高温調理が得意
- 重ね置き保管もへっちゃら
- 金属製のおたまもOK
- たわしで、ゴシゴシできちゃいます
- 錆や変色も復活可能
とても、雑に扱っても全く問題ないのが鉄フライパン!!傷がつくこともないので、ガンガン使えるイメージです。
しっかり熱して、適度に油を入れて、焼き上げれば、熱伝導率が非常にいいので、早く美味しくお料理が出来上がります!!まず火にかけて、熱くなってから、油をひくのが、くっつかないポイントです!
デメリットは2点!錆と重さ。
錆には弱く、水分が残っていると赤茶色の錆がついていましますので、注意してくださいね。鉄は親水性(水になじむ性質)があるので、乾かしたつもりでも錆がつきます。油でコーティングしてあげること。そこそこの頻度で使い続けることをおすすめします。
錆がついても簡単なお手入れで復活も可能!!
アルミのフライパンに比べて圧倒的に重い。大きい鍋はつらい。
デメリットでもないけれど、注意点が一つ。鉄フライパンの表面が変色することがあります。が、お手入れで復活!
アクの強い食材(レンコン、ゴボウ、山菜、ホウレンソウ、茄子、豆など)を調理すると食材に含まれるタンニンが鉄と反応し、お料理が黒っぽく変色することがあります。そのまま食べても身体に害はありません。
アルカリ・酸の強い食材(トマト・オレンジやレモンなどの柑橘系果物・梅干しなど)や調味料(酢・ケチャップ・ソース・ワイン・塩・醤油など)を使うとフライパン表面の黒い色(酸化被膜)が変色したり、料理が黒っぽくなることがあります。
フライパンの表面が変色した場合には、なるべく早く料理をお皿などにうつしてください。そして、フライパンをなるべく早く洗って、油ならしをして、油をなじませてあげましょう。
鉄フライパンのお手入れ方法
錆びないようにすることが大切です。基本的な、使用前後のお手入れ法を知っておきましょう。
毎回、鉄フライパンを使うときには「油返し」を準備段階に入れるのがおすすめです。油返ししておくと、焦げつきにくく料理が上手く進みます。
<油返しのやり方>
フライパンを中火で十分に温め、お玉1杯位の油を入れ、フライパンの内側の表面に油をなじませましょう。油が温まったら、オイルポットなどに油を返して完了です。料理で油を使う場合は、この後で、また必要な分だけ油を入れて料理を始めましょう。
使用後は、洗剤はできるだけ使わず、フライパンが温かい内に洗ってお手入れしましょう。
<使用後のお手入れ方法>
お湯を使い、ササラやたわしなどで汚れを落としながら洗います。水気をしっかり切って、布巾などで水滴を拭き取り、風通しの良いところで乾燥させましょう。内側だけ油を薄く塗っておくのがおすすめです。
っというのが、基本的なお手入れ方法です。
が、私は油返しはしていません。洗剤も使っています。ただ、やはり油をなじませることは大切なので、鉄フライパンで揚げ物をしたり、洗剤でがっつり洗ったときは油をなじませてから収納したりしています。
錆がついてしまった時は、気が付いたときに金たわしやへらで錆を削り落としましょう。そして、水気をしっかり飛ばして、油をしっかりなじませてあげてください。またすぐに使えるようになりますよ。
まとめ
鉄フライパンは高価なものでなくても、耐久性に優れており、簡単なお手入れで長く使い続けられることが魅力。
一方、重さがあるデメリットも。錆や変色することはあるけど、簡単に復活させられるのも耐久性が高いことにつながっています。
私が買った鉄フライパンも5000円ほどでしたが10年使ってます!一度試してみては?