保活の保育園選び 見学時見るべきポイント10

保活2 育休・保活

大切なわが子を預ける保育園を決めるために、見学は大切です。見学する前にまずは二つのリストを作成しましょう。

  • 見学する保育園リスト
  • 確認するポイントのリスト

見学する保育園のリスト作りは、こちらを参考に

この記事を読めば、保育園を選ぶ際に確認したいポイントがわかります。

3回の保活を経験して3児の母がまとめました!

認可保育園の申請書類には入園したい希望の順位を書いて申請します。

見学した複数の園を比較検討しやすくするために確認すべきポイントをリスト化して、見学時にメモして、簡単な感想なども付け足しておきたいましょう。

確認するポイントをリストにすることで、自分自身がどういう保育園を探しているのか、何を重視したいのかといった自分の基準作りの参考になりますよ!

基本事項として確認すべきところと、通ってみて実感した親の利便性と、子供の快適さに注目しながら、保育園の確認ポイントをまとめました。

事前の情報収集、見学時に確認するポイント

まずは、HPや役所で入手できる情報からも、たくさんの情報がえられます。

園の規模(クラス数・人数)などでも園の印象はかなり違います。子供の性格やタイプに合わせて選びたいところです。

立地・位置関係

重要なポイントである保育園の場所です。自宅から、最寄駅から、会社からの保育園までの距離が近いかどうか。登園・降園ルートをイメージして、徒歩、自転車、自動車、バスなど交通手段を合わせて確認し、所要時間を計算してみましょう。

徒歩や自転車の場合は雨の日の手段も検討しましょう。

当日の補足確認事項・・・駐車場、駐輪場の有無、使用上のルールを確認しましょう。駐車スペースについては、近隣住民とのトラブル防止で厳格にルール決められています。

園バスがある地域は保育園バス、幼稚園バスともにかなり頻繁に見かけると思いますが、ない地域は全くないというところもあります。園バスの経路と時間帯を必ず確認しましょう。

保育時間

延長保育と通常保育の時間帯を確認しましょう。延長保育は早朝保育と夕方保育とあります。親の勤務時間ではなく、保育園に預けてから保育園にお迎えにいく時間までで考えます。

首都圏は比較的遅い時間帯まで延長保育があるようですが、19時までのところも多く場合によっては勤務時間の変更等職場との調整やファミサポなどの検討も必要になります。

当日の補足確認事項・・・親以外の(祖父母、シッター、ファミサポ)の送迎の可能性がある場合はルール等を確認してみましょう。

延長保育の時間帯は、カリキュラムが別です。全員でテレビを見たり、おやつがでる場合もあります。また、夕方以降の延長保育や土曜日の利用はとても少人数の場合もあります。延長保育は別途費用がかかります。

受け入れ月齢・受け入れ人数

半年前後からの受け入れが多いです。産休明けすぐに預ける必要がある場合は特に早めに確認が必要です。妊娠中から申請できる市区町村もあるので、役所にも確認しましょう。

申し込みを考えているクラスの受け入れ人数は、見学時に必ず確認しましょう。

保育園見学時に確認したいポイント

大規模園は説明会という形で実施されることもあります。HPや役所の情報だけではわからないポイントについてまとめます。

給食・お弁当(アレルギー対策)

保育園は基本的には給食ですが、こども園ではお弁当のところもあります。また、保育園でも年間スケジュールの中で遠足等でお弁当が必要な場合もあるので確認しておきたいポイントです。

あわせてアレルギー対策も入園時には食物アレルギーがなかったとしても、成長過程で出てくる可能性もあるため、念のため確認しましょう。

保育園によって献立はかなり違います。創立60年以上の老舗保育園はひじきなど和食献立がメインで、おやつも果物を切ったものやふかしイモなど昔ながらのものが出ていました。
新設園では、カタカナ系のポークピカタなど洋食系が多めでした。
おやつは3園とも週に何回かは手作りの蒸しパンや果物、フルーツヨーグルトなどが出ており、残りはビスケットなど市販のおかしがでていました。

見学した保育園も含めても、給食やおやつまですべて手作りの保育園はありませんでした。

最初の保活の際は、まだ子どもは1歳未満で手作りの離乳食づくりを頑張っていたこともあり、市販のおやつに少し抵抗がありました。年齢が上がると外食や総菜、レトルトなども食べ始め、家でも普通に市販のおかしをあげていました。結果的にとてもズレていた保育園の確認ポイントでした。

保育の内容・保育方針

保育園もかなり多様化しています。

外遊び多めののびのび系や、ひらがななども教えてくれるお勉強に強い園もあります。マンモス園や小規模園や異年齢保育、大人数のクラス編成や少人数で学年に複数クラスある園など、規模やクラス編成などでも特徴があります。

また、発達障害などがある子どもを積極的に受け入れている園もあります。

家庭の教育方針やおこさんの性格にあった園がいいですね。園庭がない園やあっても狭い園は近くの公園に遊びに行きますので、その頻度なども確認してみてください。

保育時間内に習いごとができる保育園も増えています。英語や学習、体操など、保育時間内に保育園内で受けることができます。ある場合は、参加人数割合や費用なども確認しておくと参考になります。

気になる人はトイトレのやり方や実施時期などは確認しましょう。

保育園児の場合は、保育園でのトイレトレーニングに家庭でも合わせてトイトレを実施する場合が多いです。家庭の方針を全く聞き入れてくれないことはありません。家庭でのやり方では、設備や人の問題で保育園では対応できないケースもあります。保育園とうまく連携できずにトイトレで悩んでいるという話を聞くことがちょこちょこあります。

我が家の経験上ですが、人数の少ない小規模園のほうが、病気をもらうリスクは少なかったように感じました。

親の負担

完全に親の利便性に特化したポイントです。毎日のことですし、きょうだいがいれば複数になり手間膨大なので、希望する際は覚悟して、という意味も込めてあえて「負担度合の見極めは重要」と書きたいと思います。

  • 朝は玄関でのバイバイか、お部屋で準備サポートが必要か
  • お昼寝用の布団を親が持ち帰り洗う必要が有無。もしくはタオルのみなどは比較的負担が軽い。
  • 使用済みおむつを捨ててくれる。
  • おむつの補充の仕方(ロールか、10枚等)
  • パジャマ制度の有無(昼寝時に着替えるシステムがあると洗濯ものがその分倍増)
  • ランチ時のスプーンなどのカトラリーは保育園準備か
  • 連絡帳の記入(アプリの場合もあり)

バイバイの場所ってかなり重要でした。

上の子の行き渋りが激しく、5歳クラスの時でも4月5月は朝は大号泣でした・・・
保育園に着く時すでに大号泣。その中で靴を脱ぎ、お部屋まで行き、所定の準備をするのはとにかく大変。保育室へ行く場合は子供が自分でみんなのところに参加していく方式なので、泣いてだっこの子はずっとそのままになりがちです。玄関で引き渡すスタイルだと、毎日親が保育士さんに子供を引き渡すので泣いてても保育士さんがすぐに対応して下さり、子供も切り替えやすいようでした。

さっぱり系のお子さんならあまり関係ないポイントです。コロナで登園スタイルも変化しており、玄関での引き渡しが多くなってる印象です。

お布団の持ち帰りが必要な園は減ってきている印象です。お布団を週末には持ち帰り、週明けに持参する。抱っこひもで赤ちゃんを抱っこし、幼児と手をつなぎ、手造りで作ったななめかけにできる布団カバンをななめにかけて、リュック背負っての帰宅は誰にもみられたくない私の黒歴史です。

カトラリーやエプロンや食器の下にひくナフキン等の給食袋の準備も地味に毎日面倒でした。

主な行事などの年間スケジュール

保育園には毎月のお誕生日会や夏まつり、クリスマス会など様々なイベントがあります。イベントの中には保護者の参加必須のものお弁当や準備が必要なものもあります。

保育参観や個人懇談は保育時間中にあるので基本的に平日昼間です。運動会やお遊戯会のようなイベントは土曜日に開催して、代休なしの園が多いと思います。たまに、平日に行事をする園や、週末にイベントがあると月曜日は代休にする園などもあるので、しっかり確認しておきましょう。

施設環境

子供が長い時間過ごすところなので重要ですが、認可保育園の場合、そこまで劣悪な環境だということは考えにくいです。

ただ、古い施設の場合は、空調や換気などの設備も古いことが多いため、熱中症や寒さ対策などを確認したほうが安心です。

セキュリティーについても、監視カメラや施錠システム等などの防犯対策がある園が増えています。その反面、急にお迎えに行く人が変わる場合などの対応が難しい場合があります。

見学の時は掲示板も、ちらっとみてみてね!
イベントや給食の献立なども貼り出してあることがあります。
感染症が出た時もいち早くお知らせしてくれる園は信頼できます。

保育士の人数や経験

認可保育園の場合、保育士の最低人数が決められています。看護師や管理栄養士などがいる園もありますので、気になる方は確認してみてください。

0歳児1歳児クラスは、月齢によりかなり出来ることに差があります。同じクラスのなかでも、月齢によって分けてグループ保育にするなど工夫して保育されています。早生まれの場合などは確認しておけば安心です。

男性の保育士さんも増えています。男性の保育士さんは3歳以上の担任になるケースが多いようです。外遊びの際にはダイナミックに遊んでくれるので男女問わず子どもたちからかなり人気です。一緒にサッカーやドッチボールをするのがとても楽しいようです!

時間帯により常勤ではなくパートタイムの保育士や有資格者ではない保育士が保育に入るケースもあります。担任制がしっかりとしており、子供の個性に寄り添って保育できる体制の方が安心できると思います。

準備物・保育園料

指定の制服や体操服、制カバン、制帽子がある場合があります。初期費用はかかりますが、毎日制服でいくという習慣ができてしまえばとても楽です。バザーなどでおさがりが買える園もあります。

布団やカバンなどは大きさなどに指定があります。3月頃の説明会等で詳細が説明されます。保育園の場合は手作り指定はあまり聞きませんが、サイズによっては手芸店などの手作りコーナーが便利です。

認可保育園の保育料は、収入により決められ役所から通知があります。住民税を元に決められるので医療費控除の確定申告により保育料が安くなることがあります。妊娠出産費用も医療費控除の対象になるものもあるので確定申告もお忘れなく。

園独自で延長保育料や絵本代、ならいごとの費用などが個別にかかります。入園の際に、寄付金のお願いがある園もあります。

認可外保育園は、保育園が独自に料金を設定します。収入によっては、認可外の方が安いというケースもあります。

まとめ

保育園見学のポイントについて、まとめてみました。事前情報でわかることはHPや役所の資料で確認したうえで、当日の見学したいポイントをリストにして見学にいくことをおすすめします。実際に見ないとわからないこと、確認しておきたいことはきっと人によって違います。主観が多く入っているところもありますが、参考になると幸いです。通ってみて、こんなはずじゃなかった・・とならないように願っています。

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